夏の思い出

連続婦女暴行殺人犯の取調べを進めるうち、犯人の過剰なまでの自白に囚われ、現実と妄想境を見失い始める中年刑事を描いた迫真の表題作ほか傑作短編集

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コメント

  1. user より:
    夏の思い出 (OHTA COMICS)

    複数件の婦女暴行容疑者とそれを取り調べる刑事の話。

    たぶん、こういう犯人ているんだと思う。

    だからこそ怖い。

  2. user より:
    夏の思い出 (OHTA COMICS)

    冒頭の短編「夏の思い出」は、実際にあった事件をモデルにしたもの。
    犯人の異常さと、それに関わることによって自らの中に孕む共感と闘う刑事の心の危うさがよく出ている。
  3. user より:
    夏の思い出 (OHTA COMICS)

    連続婦女暴行殺人犯と、取り調べを担当する中年刑事を描いた表題作「夏の思い出」が秀逸。
    刑事が次第に犯人の狂気に飲み込まれていく様子が鬼気迫る。
  4. user より:
    夏の思い出 (OHTA COMICS)

    「俺はたぶん死刑になるだろう。
    俺はあんた方みたいに家庭を作って子供を可愛がるなんてことはないだろう。
    だがな、俺は死んで本望なんだよ。
    あんなに気持ちいいこと。
    誰も味わったことのない。
    普通に暮らしてたら一生、絶対に味わえない快楽。
    普通に生きてるあんた方にゃ想像もつかないような気持ち良さを味わったんだからな」連続少女強姦殺人犯の言葉は刑事の心をしだいにゆさぶっていく。
    本当の快楽、本当の幸福とはなんだろう。
    作中で精神科医は言う。
    「理性とは別にはっきりとした基準があるわけではなく、その時代、その社会がぼんやりと規定した常識に基づく訳でして、言ってみれば文化的なデタラメとでもいったもので…」表題作他、リアルな天国をシミュレートする「天国の扉」ショートショート「どれいちゃんとごしゅじんさまくん」等収録。
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